■機械街

王様と王女様が愛し、
支えていた生活の大半が機械を使っていた街。
その歯車が軋む。


::マレク
機械街を治めていた王様。
サーヘラを深く愛し、魔女という存在を保護した。











::サーヘラ
大魔女と呼ばれていた王女様。
後に、厄災の魔女と呼ばれることになる。
彼女の角は魔力の塊であり、
魔力が増えれば大きくなったりする。
結晶化させるのは得意ではないので、
身から角を放すと魔力は角から漏れ出して消える。
その分広範囲に影響を及ぼす魔法が得意だった。










::エクエス
サーヘラが飼っていた黒猫。
人の言葉を理解し、また、話すこともできる。
大魔女の魔力探知は得意で、
どこでどんな魔法を使ったのかを判断する。










::パストル
機械街の司祭長。
王、王女に次いで第三支配権を請け負い、
王たちに何か会った時に街を救うために指示することができる。
普段から笑顔で飄々としており、掴みどころのない。










::アルゴス
機械街にひっそり暮らす二人目の魔女。
追憶の魔女とも呼ばれている。
物質の結晶化や空間魔法など物質変化を得意として、
裏のパラレルワールドを作ったり、
自身の魔力を結晶化させ身につけている。
また、物質に宿らせた彼女の魔力は、
年月が過ぎても死なない限りは効力を発揮する。